2対2の簡易モデルでは以下の用語をよく使います。
| 流し |
あるポケモンと攻撃し合った時、そのバトルに勝利できる状態 |
| 流しの回数 |
流しの役割を持つポケモンを流す相手に後出しできる回数。対戦中に変化する場合があります。 |
| 行動原理 |
場にいるこちらのポケモンが相手のポケモンに対して
・流しの役割を持っている時は居座る
・流しの役割を持たず控えに流しの回数1回以上のポケモンがいる時は交換する
・流しの役割を持たず控えのポケモンの流しの回数が0回以下の時は居座る
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| 決定力の速度 |
実戦における決定力(の)速度の通りで、
どれ程の速さで相手の決定力を無くせるか(勝敗が決まるか)を意味する概念。
流しの最低回数と回数の減る順番によって決まり、最低回数が多いほど決定力の速度は小さく、
最低回数が少ないほど決定力の速度は大きいです。
先に最低回数が負になるプレイヤー(決定力の速度が小さいプレイヤー)が負けます。
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| 負けない条件 |
こちらが行動原理に従ったとき相手に勝つ方法(決定力)が無い条件 |
| 決定力 |
相手を崩す力(方法)。相手に負けない条件を満たされていなければ存在します。 |
| 無償降臨 |
流す相手ポケモンに対し、流しの回数を変えないで場に出すこと。
最低回数の減る順番が変わるので、決定力の速度に影響を与えます。 |
役割理論で流しは相手を倒せなくても成立することがあると言ったのは、次のような例があるからです。
(HPは全て12)
プレイヤーA
ミロカロス 素早:1 技:ハイドロポンプ ラグラージ【6】 バシャーモ【12】
ジュカイン 素早:3 技:エナジーボール ラグラージ【12】 バシャーモ【4】
プレイヤーB
ラグラージ 素早:2 技:じしん ミロカロス【4】 ジュカイン【4】
バシャーモ 素早:2 技:だいもんじ ミロカロス【4】 ジュカイン【12】
初手ミロカロスvsラグラージで両者が攻撃し合うとAのミロカロスが勝ちますが、
バトルに勝利するのはラグラージ側のBなのでラグラージはミロカロス流しです。
簡易モデルの研究により流しの定義の他、決定力の定義も見直されました。
それまで決定力とは、相手に受けられず釘付けされない要素(ポケモンや戦術)のことでしたが、
流しの回数により負けない条件を満たす例が確認されたからです。
(HPは全て12)
プレイヤーA
ゴウカザル 素早さ:2 技:インファイト スターミー【6】 カビゴン【12】
サンダース 素早さ:4 技:10まんボルト スターミー【12】 カビゴン【3】
プレイヤーB
スターミー 素早さ:3 技:なみのり ゴウカザル【12】 サンダース【6】
カビゴン 素早さ:1 技:おんがえし ゴウカザル【6】 サンダース【12】
Bが負けない条件を満たしています。
これにより、決定力は相手に負けない条件を満たされていなければ存在する、となりました。
これからの課題は、技が複数あったり、3対3以上の場合、
確定排除などにおいて決定力の速度をどう扱うかを考えること、
より実戦に近いモデルにしていくことでパーティ作成時や対戦中に応用出来るようにすることです。